2019年12月13日
自分に合ったグリルを選ぼう
バーベキューとはいっても、大人数で楽しむパーティー派と少人数で楽しむまったり派に分かれ、BBQグリルも大人数向け、少人数向けとスタイルによって様々な種類があります。自分がどんなキャンプをする予定かを念頭に置いて、BBQグリルを選びましょう。今回は、BBQグリルの選び方とそれぞれの特徴をご紹介します。
使う人数に合わせて選ぶ
キャンプは人数によって必要な食材の量が変わります。BBQグリルも同じで、使用人数によっては広い焼き面が必要な場合もあれば、少人数なので小さ目サイズで十分な場合もあります。なのでBBQグリルを選ぶ際は、まず使う人数に合うサイズのグリルを選びましょう。サイズの次に、機能性やデザインにも注目して選びます。
大人数ならビュッフェ風
大人数のBBQの場合、自由に立ち回ることができるハイスタイルのBBQグリルにするのが一般的です。ビュッフェ形式のBBQにする場合必要な物は、メインのテーブルと最低限のチェアで大丈夫。必然的に使用する食材の量が多くなるので、出来るだけ焼き面が広いグリルかサブグリルも用意する必要があります。
種類も豊富で、調節次第でハイスタイルとロースタイル両方できるBBQグリルや、丈夫でBBQ以外にも焚き火台として使えるグリルがあります。
家族や少人数ならロースタイル
座ってBBQを楽しむことができるロースタイルのBBQグリルは家族や少人数でのキャンプにおすすめ。家族で子供がいる場合は食事がしやすく、またハイスタイルと比べて視野を広くとれるため、親も安心してBBQを楽しむことができます。
また、蓋つきのグリルもあり、ふつうのBBQグリルとは違った食材のジューシーさを味わうことができます。
炭起しの順序
BBQする際の火をつけるには炭起しが必要です。炭起しはまず小さな火から大きな火へ、じっくりと育てるのが基本。炭起しの順序を覚えてBBQ時に活かせるようにしましょう。
また、炭起しに使用する炭で備長炭がありますが火着きがあまりよくないので慣れていない方には難しいです。初心者の方には成形炭やナラ炭がおすすめ。
1 着火剤をセット
まずはBBQグリルを安定した地面に置き、中に着火剤を並べます。
2 小さめの炭をやぐら組に置く
着火剤付近に、比較的小さく細かい炭をやぐら組にして置きます。
3 火をつける
並べた着火剤に火をつけ、炭に火が移ったらうちわで小刻みに仰ぎ、風を送ります。
4 炭の追加
初めに並べた炭の火が強くなったら、次は大きめの炭を少しづつ追加していきます。
5 炭の色が白っぽくなれば完成
うちわで仰ぎつつ炭を燃やし、炭全体の表面が白っぽくなれば炭起しは完成です。
ひと工夫するだけで後片付けがラクに!
炭起しをする前に専用のアルミシートを火床に敷いておきましょう。このひと手間で、BBQ後の片づけは敷いたアルミシートを取り出すだけ。火床に落ちた油汚れや、燃えカスなど本来後処理が必要な汚れも掃除する必要が無くなります。手間を省けて、グリルもきれいな状態を保てるのでおすすめ。
スタイルに合ったテーブル選びが重要
これまでハイスタイル・ロースタイルのBBQグリルを紹介しましたが、どちらを選んだ場合でも別でテーブルが一つあると、より快適にBBQを楽しむことができます。テーブルは、ゆとりをもって少し大きめサイズのテーブルを選ぶと、多くの物を置くことができるのでおすすめです。その上でBBQのスタイルに合わせたテーブルを選びましょう。
テーブルの種類
テーブルにもハイスタイル、ロースタイルのテーブルがあり、その中でもスタイルに合わせたテーブルが多くあります。テーブルは何かと使うものでなので、自分にとって使い勝手の良いテーブルを選びましょう。
バーベキューには大きめのテーブル
特に大人数のBBQの場合、テーブルはBBQの中心となるのでハイスタイルやロースタイルに関わらず、大きいサイズのテーブルを選びましょう。特にハイスタイルのテーブルは、立ったまま食材を切ることができる調理台やダイニングテーブルとしても使えて便利です。ロースタイルの場合は、高さを調整できるテーブルを選びましょう。
ロールタイプは収納力あり
ロールタイプのテーブルは脚だけでなく、天板も丸めてたたむことができるのが特徴です。そのため他のテーブルと比べてコンパクトに収納できるので、車に積み込む際も楽です。ロールタイプのテーブルはやや小さいサイズが多いため、サブテーブルや複数使用するのがおすすめ。
テーブルトップで座ったままバーベキュー
卓上BBQグリル専用のテーブルはテーブルの高さと焼き面が同じになるので、焼きあがった食材を取り出しやすく、家族や少人数のBBQに向いています。座ったまま調理して食べることができるので、普段の食事のようにリラックスしてBBQを楽しめます。また、脚がなく比較的コンパクトな卓上グリルは軽量で持ち運びが楽です。